【花レポ】月光桜を見に行ってきました~光に浮かぶ幻想の一本桜~

こんばんは。今回は、ずっと気になっていた高知県仁淀川町の**月光桜(げっこうざくら)**を見に行ってきました!

月光桜は、満開の桜と満月が重なるタイミングにだけ、その名の通り月の光に照らされて浮かび上がる幻想的な桜。地元の方が大切に守り育ててきた一本桜で、まるで時間が止まったかのような静けさに包まれています。

訪れたのは3月末の夜。日が暮れるにつれ気温が下がり、空が澄んでいく中、月明かりが山間に差し込むと、桜の姿がゆっくりと浮かび上がってきました

ライトアップではなく、自然の光だけで照らされるその姿は、写真や映像では伝えきれない美しさ。周囲は静寂に包まれ、風が止むと花びらの揺れすら聞こえてきそうなほど。まさに”月の精に守られた桜”という表現がぴったりでした。

アクセスは少し大変ですが、その価値は十分すぎるほど。見に行くなら、防寒対策と懐中電灯は必須です。また、静かに鑑賞するのがマナー。現地の方々の配慮と自然の営みに感謝しながら、心を落ち着けて楽しみましょう。

来年もまた、あの月の下で咲く桜に会いに行きたい。そんな余韻が、今も残っています!